「僕は明日、昨日の君とデートする」を読んだ感想(ネタバレなし)
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こんな小説を読みました。
こちら映画化もされており、NetflixやAmazonPrimeでも見ることができます。
Netflix
https://www.netflix.com/jp/title/80201634?s=i&trkid=13747225&vlang=ja&clip=81396764
Amazon Prime Video
きっかけ
きっかけは下記のYouTubeで見たことでした。
ここのYoutubeでは「タイトルだけで大体内容は予想できた。それでも何回も読みたくなる作品」という表現を使われていて読みたいな思いました。
多分内容以外にさまざまな作者の表現が素晴らしいのではないかと想像していました。
また、Amazonのレビューコメントにも
- 映画を見たあとに読んでも泣いてしまった
というような熱いコメントがたくさんあったので、読んでみることにしました。
あらすじ
京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて――。「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。
感想
自分が小説で読む上でよく気になるポイントは「対比」です。
主人公とヒロインの女の子の行動の対比、感情の動きの対比が非常に良く描かれていて、素晴らしかったです。
小説の最初は、「二人の初めての何か」が起きたら女の子は「泣きます。」
「はじめて出会った日」「はじめて告白された日」「はじめて家にいったとき」「はじめてデートしたとき」「はじめて髪を切ってあげた時」
こういうときに彼女は泣きます。ですが、だんだんそれが逆転していきます。最後には彼女は泣いてませんが、主人公の男の子は号泣します。
理由は、この小説の肝になるところなので、伏せますが、この対比が非常に素晴らしく面白いと感じました。
そこが自分の楽しめたポイントでしたので、これを読んだり、映画を見たりする方は意識してみるとおもしろいかもしれません。
あと、「最後に読み返したくなる」は本当にそうで、「すぐ泣く」理由がわかった時に「読み返したい!」となります。
小説、映画、共におすすめです!