2022年の投資戦略 ~ハイテク株を売ってバリュー株を買う~

shogo.yamada
Jan 5, 2022

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※このブログを読んでいただきありがとうございます。
※この記事は自分の考え、投資戦略を単に書いているだけなのでこの予想が当たる保証はないですし、あたってもはずれても何も言わないでいただけると助かります。あくまで一例としてみていただければと思います。

※投資は自己責任、自己判断でお願いいたします。

2021年のS&P500のパフォーマンスがすごい

2021年はS&P500が配当込みで30%も上がる年でした。

30%も上がる年は異例で10年間でみても数回しかないそうです。
自分もS&P500に大きな資金をいれているので、かなり上昇しました。

GAFA銘柄を抜いたS&P500のパフォーマンスはTOPIXと変わらない

ですが、これらの銘柄からGAFA銘柄を抜いたパフォーマンスはTOPIXとあまり変わらないというデータがあります。

このデータから分かる通り、米国株の異例の30%上昇というパフォーマンスを出せたのはハイテク銘柄のおかげであがったといってもいいとおもいます。

日銀もETFを購入していない

ここでよくあるツッコミポイントとしては「日本は日銀がETFを購入しているから上昇しているのでこれは本当の上昇ではない」というものがあります。

ですが、下記のデータをご覧ください。

ソースは下記↓

2021年はほとんど購入していません。つまりこれは株式相場でフェアに購入され上昇したパフォーマンスといっても問題ないと自分は考えています。

2022年はハイテク株を売って、バリュー株を買う

ここからは自分の投資戦略について書いていきます。

ハイテク株は売る。ポジションは減らすし、CFDを使って指数のショートもやります。

ハイテク株は売ります。理由は下記

  • 米国の金利上げを行う
  • 上昇しまくっているハイテク株よりおいしい銘柄がたくさんある状態
  • 米国株、ハイテク株がバブルに感じる(チャート & 空気含めて)

米国の金利上げを行う

アメリカはこれから金利上げを行います。

今までコロナウィルスの影響で経済が大打撃を受けました。人の流れは止まり物流はストップし、株価は暴落しました。

これを助けるためにアメリカに限らず世界各国で金融緩和を行いました。

要は、紙幣を擦りまくっていろいろな制度を理由に国民にお金をばら撒きまくりました。

その結果どうなったかというと世界的に物の価格が上昇し、インフレ率6%というクレイジーな結果が出ました。(アメリカ中央銀行のミッションは毎年2%のインフレを達成することです)

また不動産の価格も高騰しています。

これを受け、アメリカ中央銀行はこれから金融緩和をだんだんを引き締める「テーパリング」を開始しており、これが終了すると金利を上げてお金を借りづらくしてインフレ率を下げようとします。

要はばらまかれたお金を回収しようとしますね。

よって、お金を借りづらくなるため「グロース銘柄」が不利になります。

特にハイテク株のほとんどがグロース銘柄でかつ、お金をバンバン借りて成長している企業が成長しづらくなる環境になり、株価が上がりづらくなるということです。

なのでハイテク株は不利になります。

上昇しまくっているハイテク株よりおいしい銘柄がたくさんある状態

とはいえ、完全に株価は上がらないのかというとそんなことはありません。もっていれば堅実に上がっていくと思います。

ですが、ハイテク株よりもっとおいしい銘柄があります。

例えば航空株。コロナウィルスの暴落から回復できていません。

他にも観光株

コロナで人が動けなくなったので、ハイテク株が上がった。これからコロナは落ち着いていくのであれば、この辺りの株価は戻るのではないか

という予想になります。他にもおいしい銘柄はたくさんあるので、わざわざ上がりきったハイテク銘柄をこれから買う意味があまりないというのが自分の考えです。

米国株、ハイテク株がバブルに感じる(チャート & 空気含めて)

ハイテク株が完全にバブルに感じます。

チャート的にバブルに見える

ハイテク銘柄を集めた指数ナスダック100はコロナの暴落の前は堅実に上がっている感じですが、コロナ以降の上がり方が急激になりました。

この堅実に上がっていた時代からGAFAが一気に変わったかというとあまり変わっていません。画期的なサービスを出したかというとそんなこともないと思います。

その時点で自分はバブルに感じます。

空気的にバブルに見える

空気もバブルに感じます。Twitter上で「#レバナス」というハッシュタグがよくあり人気の商品です。

これはナスダック指数の2倍、3倍動くETFのことを指していてこれが人気にようですが、これを買うことを自分はおすすめしません。

レバレッジをかけたいならCFDなどを使って短期でトレードすることも可能ですしこういう変な商品は動き方も変なので買うべきでないと思います。

証券会社が儲けるための商品だと自分は考えています。

なぜ買うべきでないか、という理由は下記の動画が参考になりました。

投資系の本では、こういう「数銘柄を世の中が熱狂している間は非常に危険」というのがよくかかれていて、昔はそれでドットコムバブルやニフティ50、リーマンショックなどが起こったと書かれている本が非常に多いです。

以上から、危険な状態だと自分は判断しています。なので自分はCFDを使って指数をショートする予定です。

まとめ

以上から自分は

  • ハイテク株は上がりすぎているので、今から買う理由はない
  • コロナでやられた銘柄をピックアップする時が来た

という戦略で2022年の投資をやっていこうと思います。

ここまでみていただきありがとうございました。

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Written by shogo.yamada

普段はエンジニアやってます👨‍💻 自分の資産運用の記録として書いてり、プライベートなことを書いていきます。

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